2021/02/09 18:00
こんばんは。
the besです。
先週末は暖かかったですが、また寒くなってきましたね。
皆様、体調には気をつけましょうね。
さて、今回は編み機に関して説明していこうと思います。
Tシャツとかはカットソーと呼ばれています。
御存じかと思いますが、カットソーとは『cut and sewn』です。
編地をcut(切る)してsewn(縫う)しているものをカットソーと呼んでいます。
数年前には布帛生地のTシャツや多く出ていましたが、一般的には編地を使用したものを指します。
カットソーに使われる生地は『丸編み生地』が使用されています。
何故丸編みと呼ばれるかは機械の形状が丸の形をしていて、生地が筒状に編まれていくからです。
こんな感じです‼

中でグルグル回りながら下で巻き取られていきます。
生地は筒状に編まれて、諸々あって染色後に開反(かいたん、生地を縦目や横目に合わせて開く)されて、皆様が知っている反物状に整えられます。
染色のお話はまた今度に。
機械の種類にもよりますが、この編み機の中に少ないもので1000本以下、多いものでは3000本以上の針が埋まっています。
こんなサイズの針です。
先端部分に糸を引っかけて編みます。
かなり小さいですねー。
一般的なTシャツ生地であれば2500本程度でしょうか。
針が多いほど目が細かく繊細な生地に、針が少なければ目の粗いがさっとした生地になります。
もちろん使用する糸の番手(太さ)によりますが。
針が少ない、所謂ローゲージの機械に太い糸で編めばがっつりとした生地になります。
巷でよく聞くハイゲージなるものは針が細く、針の本数が多く目の細かい繊細な生地のことを一般的にはいいますね。
この針は職人さん達が手作業で埋めたりするので本当に頭が下がります。
大まかな丸編みの説明だけでかなり長くなってしまいました。。
編み機の設定や細かい話はまた次にしたいと思います‼
お時間あればまた読んで下さい。
少しでも商品気になっていただければ是非SHOPを見てやってくださいませ。
今回もお読みいただきありがとうございました‼