2021/09/24 16:58
こんにちは。
御無沙汰しております。
リマインドもかねて、productを紹介させていただきます。
今の時期からヘビーローテーション間違いない、作り込まれた逸品。
<the bes>Suvin/Giza Heavy Weight Long Sleeveです。

素材の良さを前面に押し出した上質なロンTです。
見た目の光沢、質感ももちろんですが、袖を通したときに何より気分が上がります。
ワードローブの中で、つい手にとってしまうような、そんなアイテムです。
ありきたりな言葉ですが上質なものを好む違いの分かる大人に着用していただきたいと思っています。
現在、世界最高峰の原料として知られるインド原産の超長綿であるSuvin<スヴィン>とエジプト原産のGiza<ギザ>をブレンドした原料を使用しています。
Suvinは繊維長が長く、天然の油分を豊富に含んでいて、独特のぬめりと柔らかさ光沢があります。
Gizaももちろん繊維長が長く、天然の油分も多く、強い光沢とハリコシの強い原料です。
この上質な原料を多本撚りすることにより劣化に強い、光沢のある生地となります。
光沢とは光の反射です。
綿糸はどうしても製造工程上、フシと言いますか、若干の凹凸があります。
細い糸を多本撚りすることにより糸の凹凸を均一化させ、糸の表面をより滑らかにすることで上質な光沢を持つ生地を作ることができます。
紡績方法はコンパクトスピニングを採用しているので、通常の糸と比べると毛羽が少なく、毛玉のできにくいクリアな生地となります。
※モノつくり、工場に関しては色々とUPしているので、もし興味があれば僕のホームページやインスタを見てみてくださいね。
この糸を使い、通常よりハイゲージな編み機を使用し編立ていきます。
ハイゲージを簡単に説明すると、編針の本数の違いです。
ハイゲージの方が針の数が多いので、目面が繊細になり生地が詰まりしっかりとします。
またこの編む時に重要なファクターがあります。
それは「度目」という部分です。
度目とは生地の編み目を構成する1目のループの長さのことです。
ここをしっかり詰めることにより、タフな生地となります。
また本当はお話ししたくないのですが、作り込んでいるポイントが1つあります。
ハイゲージにする際、編針のフックを1つ大きいものを使用しています。
先ほどの度目を詰めすぎると、しっかりとはするのですが、カットソー独特の伸縮が失われ、キックバックの無い詰まった生地となってしまいます。
編針を1つ大きくすることによりその編針の大きさ分の自然な遊びが生まれ、しっかりとしながらもキックバックのあるタフな生地となります。
ここまで作り込んでいる素材はそこまで無いと思いますよ。
自信を持ってお勧めします。
加工はただ生地を染めるだけではなく、特殊複合加工をしています。
染色前に特殊加工を施し極限まで表面の毛羽を取り除き、染色後の柔軟にも気をつかっています。
※基本的にどの生地も染色後柔軟という工程は入ります。
今回使用している柔軟は、従来の柔軟剤に比べ、粒子がより細かいものを使用しています。
その為、繊維の奥深くまで柔軟剤が浸透する為、洗濯や着用による風合いの劣化が非常に少ないです。
長く着続けることができるのです。
色は真っ黒です。
ここまで濃度の高い黒を出せる染工所は少なくなってきましたね。。
いわゆる付属と呼ばれる襟のリブにも同じ糸、同じ加工を施したリブを使用しています。
服の形はいたってシンプルです。
ただ袖を捲って着るのが好きだったりするので、袖丈は少し長めです。
ストンと落ちるような形となっていて個人的にストレスフリーです。
胸ポケットは少しだけ大きめですかね。
タバコを入れるもよし、眼鏡を引っかけるもよしです。
肉感的にはおおよそ7.2オンス程度です。
これくらいの肉感でここまで上質なモノは本当にあまりないと思います。
何度も洗濯(洗濯機の手洗いモード、ネット使用)をしていますが、型崩れや劣化はかなり少ないですね。
2回目ですが自信を持ってお勧めします。
編立:和歌山県
染色:和歌山県
縫製:秋田県
モデル:身長177㎝/体重63㎏

BASE STORE
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https://twitter.com/thebes62558091
とても長くなってしまいました。。
最後までお読みいただき本当にありがとうございます‼
気になる点御座いましたら、お気軽に御連絡下さいませ。